まずは去年1年のうちみる畑がどうだったのかを、振り返ってみたいと思います。
春のこと
まずは、春先に主に下の段の畑の方にはオオイヌフグリやヒメオドリコソウが一部生えて来ており、この2種類は割と肥沃な土壌を好むので幸先が良い予感がして始まりました。
初年度に続いて、2年目も多品目を意識して更に食用花もコンパニオンプランツとして数種類蒔く予定で、また野菜もお試しで数株だけでもやってみたいものもあり気づいたら100種類近くの目標数になっていました!_驚)
我が家の中で最も早く咲く枝垂れ桜と共に畑仕事もスタート!
第一弾で蒔いた種たちも順調に育ってくれています。
それから、一刻も早く野菜を沢山食べたいと思い食用の葉物を育てるプランターも用意してもらいました。小松菜、水菜、スイスチャードを栽培。
そして毎年の家族行事の田植えも開始。札幌の母もお手伝いに来てくれました。
6月になり、畑で一番最初に収穫できたのはスナップえんどうでした。
五戸町の山口さんから苗の状態で頂いたのも大きかったかもしれません。
この年に初めて植えたのですが、青森でこの時期から収穫できる野菜があるのは嬉しい事です♪
6月中旬、苗にして育てたものは定植し、生育はゆっくりですがなんとかぼちぼち育っています。しかし、直播した種類は発芽に至らなかったり、芽を出したもののその後の本葉の成長がイマイチだったりと差が出始めました。
夏のこと
7月中旬。写真がありませんが、ジャガイモがテントウムシダマシにかなりやられて最終的には天候もあってか小さかったり奇形なものが多く収穫は壊滅的でした。もっと早い段階で対処すれば良かったと反省m(__)m
また、春蒔きのアブラナ科には青虫やハムシ、カメムシが付いたり、写真の茎ブロッコリーにはアブラムシが付くものもあったりで虫の食害が結構ありアブラナ科は春を避けるかハウス栽培が良いのかな〜と感じました。
8月下旬、ひたすら草マルチの夏季。やっと全部終わったと思ったら、最初のエリアがまた伸びて来る。ミニトマトはピーク時で毎日1食分あるくらい収穫出来ました。枝豆も鈴なりに良い感じで実っています。ナスも、前年は実が付かない、もしくは付いても1個で、ギリギリタネが取れるか全く取れないかでしたが本年は1株に2〜3個は実ってくれてタネはもちろんのこと食用でも楽しめました。
秋のこと
9月上旬。秋蒔きの育苗が始まります。玉ねぎとアブラナ科の野菜です。
夏大根はまだ硬い土の部分が成長を邪魔してしまい太く短いサイズで大きく育ってくれました。その他、唐辛子やゴマ、カボチャも実や種を付け始めます。
10月中旬には、スイカやカボチャなどの割と大きめな野菜もタネが取れる程の実りをあげてくれて何とか翌年に繋げられそうな1年になりホッとして本年を終えました。自給自足までの道程は遠いけれども確実に近づいていると実感した年でした。
まとめ
最後にざっと、簡単に昨年の畑の様子をまとめておきます。
発芽しなかった。もしくは初期段階で消えてしまったもの。
クレソン、バターナッツカボチャ、ハトムギ、スティック春菊、藍、チャイブ、半結球山東菜、小ねぎ、アスパラガス、柳川理想ごぼう、藤、コキア、空芯菜、トウモロコシ、ほうれん草
成長したけど種の収穫には至らなかったもの。
アピオス(開花せず/次年に持ち越し)、茎ブロッコリー、ソラマメ、芽キャベツ、ヘチマ、おもちゃかぼちゃ、みやま小蕪、バジル、モロヘイヤ、四葉キュウリ、ピクルスキュウリ、ズッキーニゴールドラッシュ
食用に耐え、種の収穫が出来たもの。
スイカ、向日葵、ジニア、カレンデュラ、人参、ビーツ、じゃがいも、パクチー、マリーゴールド、グラスジェムコーン、ホウキモロコシ、スウィートソルガム、地這キュウリ、おかのり、南部金まくわ、茶豆、毛豆、ゴマ、紅花
食用にまで十分に至ったもの。
中長茄子、小ナス民田、ステラミニトマト、神楽南蛮、タカノツメ、伏見甘長、マロウ、枝豆(大豆)、小豆
翌年に向けての反省
と、言うわけで「少量多品目」がリスクも減らせるし良いのかな〜と思って2年目までを終えた訳なのですが、振り返ると最初から多品目にチャレンジするのは技術も足りていない状態では難しいと感じました。
品目が多いと一つ一つをきちんとみてあげられなくなってしまうので、結局どれも中途半場になってしまうなぁ…と反省しました。
なので今年度は、必要最小限に栽培品種を減らして質素な食事で良いから自給率を上げることを目標に計画したいと考えています!
自家製のお米、漬物、汁物の具が常に畑の野菜で賄えるように日常の献立を意識した栽培計画を立てようと思います。
引き続きうちみるの自然彩培を優しく見守って頂ければ幸いです。
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