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じゃがいもの定植2017春
2017.06.24
じゃがいもの定植2017春
じゃがいも(種芋)の準備
じゃがいもは種ではなく、種芋という同じじゃがいもを植える事でコピーを作る様に子孫を増やしていきます。
今年は畑1年目なので、種芋は近くのホームセンターで購入しました。
今回は2種類。「男爵いも」と「メークイーン」を選びました。
種芋を購入したら、青森などの寒い地域では凍らせない様にダンボールに入れるなどして保管します。
そして植え付けの2〜3週間前から、紫色の芽が出るまで日光に当てて芽出しを行います。
ちなみにじゃがいもの芽には毒があるので、食べない様に気をつけましょう。
最初は緑っぽい芽が出て、次に黒っぽい紫色の芽が出ます。
本来はそのタイミングで植え付けるのがベストです。
が、今回の定植時にはこんなにまで芽が出てしまいました。
ヒトデもしくはエイリアンみたい…。
芽が出すぎている事は無視して頂き、定植方法をご紹介します。
じゃがいもの定植方法
男爵いもの場合
まずは重さを計ります。
100g以上であれば、50gくらいに切ってから定植しますが
今回購入した男爵いもの種芋は全て100g以下だったので、そのまま植え付けました。
20cm位の間隔で畝に仮置きして、割と深めに15-20cmくらいの穴を掘り芽が沢山出ている頭頂部を上にして定植します。
(※調べてみたら「逆さ植え」という方法もあり、頭頂部を下にしたり
切り口を上に向けて植える事で病害虫に強くなる植え方もあるみたいです)
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メークイーンの場合
メークイーンの種芋はほとんどが100g以上あったので
1つが50g位で芽が2〜3個になる様に切ります。
切ったら、数日乾燥させてから植え付けます。
(灰を塗る方法などもある様です。)
定植方法は男爵いもと同じです。
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じゃがいもの定植後の様子
それから約3週間後、こんな感じですくすくと育っています。
自然菜園の基本である草マルチをします。葉が一番広がっている部分を外周として茎の周囲に刈った草敷いて
米ぬかをパラパラと撒き、土の湿度や温度を一定に保ち、雑草を抑制します。
この草が分解され翌年の土の肥料にもなります。
間引きについて
小さいものを数多く収穫したい場合は1つから5〜6本程度。
数は少なくても大きいものを収穫したい場合は1つから3本程度まで間引くと良い様です。
我が家は男爵もメークイーンも3〜4本になる様に間引いています。
害虫について
現在はてんとう虫ダマシが発生しています。葉っぱの筋を残して網目状に食べます。
テントウムシとの見分け方は、てんとう虫ダマシはオレンジっぽい色で斑点が多いのが特徴です。
葉が食われているのを発見したら、そっと葉っぱを裏返すといる可能性があります。
見つけたら捕殺しましょう。
[caption id="attachment_1047" align="alignleft" width="300"] てんとう虫ダマシが食べた跡[/caption]
[caption id="attachment_1048" align="alignleft" width="300"] てんとう虫ダマシ[/caption]
あとは収穫まで、ひたすら草マルチと雑草取り、害虫との戦いです。
土の中なので、収穫までドキドキですが、またその頃ご報告します。
最後に、今年はこちらの本を参考にうちみる的自然彩培に取り組んでいます。
これ1冊あれば基本的なやり方と野菜は網羅できるのでぜひ始めたい方は参考にしてみてください。
これならできる!自然菜園―耕さず草を生やして共育ち
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