うちみる概要
「うちみる」は青森県南部町でひっそりと、それでいてせわしなく佇む、持続可能&自給自足的生活プロジェクトです。3人の家族が力を合わせて日々奮闘しています。
2009年から田村余一(現・うちみる旦那)がセコセコと小屋を廃材だけでセルフビルド、畑の開墾を始めた「yamaanPROJECT」(ヤマーンプロジェクト)でしたが、2016年に伴侶ゆに(現・うちみる嫁)と出会い、プロジェクト名を「うちみる」に変更しました。
家族でその都度相談しながら、主に旦那はインフラ環境や廃材建築、嫁は自然/有機栽培の畑やマクロビ的料理を担当。たまに企画する解放イベントでは生活の様子をダイレクトに伝える「田村家ツアー」や講座、ワークショップをおこない、2024年からはオンラインサロンをおこなっている。
うちみるのロゴは、石臼と家をモチーフにしたもので、家族(ウチ)の時間をゆっくりと力強く挽いて(ミルして)いこうという意味と、自分の内面と向き合うという「内を見る」という意味を込めました。講演依頼、イベント参加はもちろん、長期の「弟子」入り、短期の「寺子屋」や自給自足「ちょこっと体験」などお待ちしております。
※ 現在、一般の個別見学、ご来訪には対応しておりません。毎年10月に開催されるフォーラムイベントの参加を検討していただけると幸いです。教育団体や企業単位での見学についてはお問い合わせください。
低コスト+低負荷、自己完結&循環型
木材は一本も買わず、廃材活用の15坪ほどのおウチを手作りしました。薪ストーブで暖をとり、ロケットストーブで煮炊きをします。現在、35坪ほどの新居を建築中です。(もちろん木はすべて廃材です!)
無農薬・無化学肥料の自然/有機栽培で作った在来/固定種の野菜をメインに育てています。稲作(約5反)、果樹園(約3反)、養鶏(約15羽)もしていて、販売はほとんどしない大きな家庭菜園という感じです。
電気・ガス・水道を契約しないオフグリッドな暮らし。電気はソーラーパネルとリチウム系バッテリー、水は湧水、火は薪。契約しているのはインターネット通信のみです。
排泄物を大地に還す、コンポスト(堆肥)トイレです。微生物や虫たちの力を借り、排泄物は時間をかけて土の肥やしになります。いずれそれは野菜などの食べ物に姿を変えてくれます。